明日、やっとのことで開く Keith McNally の最新のレストラン、Pulino's Bar & Pizzeria 。キース・マクナリーの名前を知るニューヨーカーは多い。ソーホーのフレンチレストラン Balthazar 、ミートパッキングの姉妹店 Pastis 、トライベッカの Odeon 、終日ヒップな20~30代で溢れかえるローワーイーストサイドのカジュアルダイニング Schiller's Liquor Bar といった数々の快進撃で今や著名人となった、企業家能力を誇るロンドン出身の "restaurateur" である。

Photo: Peter van Agtmael/Magnum Photos
彼が立ち上げたレストラン全てに共通するのは、ヴィンテージなデザインスタイルと、美味しいものをカジュアルな雰囲気の中で楽しむというコンセプト。レストランの経理と料理の質、コマーシャリズムとスタイル、両方をつくづく考え抜いたマクナリーは、"restaurateur" という言葉が現在もっとも相応しい人物かもしれない。
マクナリーの新しい Pulino's (プリーノズ)は、 Schiller's をイタリアに移したようなピザ専門のレストランだ。Schiller's のチェッカーボードフロアリングはプリーノズでも使用されている。刺青を腕にいっぱいしたシェフが、何ヶ月もかけてパリっとした薄い生地のアーティザナルピザをテストしながら調整し、やっとメニューが完成しかけているところだ。
これほどプロフィールの高いレストランオーナーが新しいヴェニューを手がけるというのだから、ここ何ヶ月かずっと、グルメブログからニューヨークマガジンまで、様々なメディアでプリーノズの開店日の噂が色々飛んでいた。しかしどれもXデイ当たらず、元は1月に予定されていたオープンが春まで延びてしまった。

プリーノズの中。この写真が撮られたとき(2月の終わり、3月の頭と予想される)から少し様子が変わっている。Photo: Peter van Agtmael/Magnum Photos.
実は彼氏のJがプリーノズの内装を手掛けているチームの一人で、3月中旬までかかるということは前から知っていた。
Jの情報だと「キースは気まぐれな奴」らしく、木造部のニス塗装をある日絶賛していたかと思えば、翌日になると木造部と色を全部変えたいと言い出すので、色々引っぺがしたりデザインしなおしたりする羽目になり、遅れが生じてしまった、という話だ。気難しいボスは困るけれど、最後までこだわりと洞察力があるからこそいくつものレストランを成功させているのであろう。と私は思う。
因みにプリーノズという名前は、長年マクナリーと働いているケート・プリーノという女性の苗字を取った。まだレストランの名前が決まっていない頃、「プリーノ宛て」で様々な材料や郵便が届いていため、そのまま名前を使ってしまったとか。「へー、ケートってどんな人?」と聞くと、「内装にちゃんと段取りがあることを理解してくれない人」とJ。プリーノさんも気まぐれちゃんなのかしら。
3月5日にやっと内装作業が終了し、先週はずっとテイスティングやメディアの(公式な)撮影などが行われていた。ローワーイーストサイドとイーストヴィレッジの境界、人通りが多い Houston と Bowery に位置するお店だけあって、まだ不完全の内装を一目見ようと工事現場にずかずか入ってくる好奇心たっぷりのニューヨーカーや、ケータイ写真を撮ろうとするニューヨークマガジンなどのグルメブロガーを追い出すので去年から忙しくしていたJのチーム。(Jや仲間のAが煙草休憩にちょっと出て帰ってくると、進入されていたり。しかしこの図々しさには圧倒される。)ニューヨークマガジンに現れた一枚にはJの大学時代の友達で同じくマクナリーのために働いていたZがぼーっと工事現場の真ん中に突っ立っている姿が。
今週は朝食だけのソフトオープンで、気になるディナーは25日オープンの予定。しかし「気まぐれキース」のことだからまた遅れるかもしれないなぁ、なんて他愛ない会話をするJのチーム。まかないはテストとして作られたピザだったらしい。羨ましい。
先週、高校時代の親友が東京から彼氏を連れて遊びに来ていたのだが、プリーノズがまだ開いていないので、Schiller's に連れて行った。久しぶりに訪れたが、火曜の夜でも待たされるほど賑わっている。
プリーノズに早く行ってみたい。皆さんも訪れる機会があれば、とことんこだわるキース・マクナリーが何度もやり直した内装も見てあげてくださいね。
If you like what you see, click me.

Or me.


彼が立ち上げたレストラン全てに共通するのは、ヴィンテージなデザインスタイルと、美味しいものをカジュアルな雰囲気の中で楽しむというコンセプト。レストランの経理と料理の質、コマーシャリズムとスタイル、両方をつくづく考え抜いたマクナリーは、"restaurateur" という言葉が現在もっとも相応しい人物かもしれない。
マクナリーの新しい Pulino's (プリーノズ)は、 Schiller's をイタリアに移したようなピザ専門のレストランだ。Schiller's のチェッカーボードフロアリングはプリーノズでも使用されている。刺青を腕にいっぱいしたシェフが、何ヶ月もかけてパリっとした薄い生地のアーティザナルピザをテストしながら調整し、やっとメニューが完成しかけているところだ。
これほどプロフィールの高いレストランオーナーが新しいヴェニューを手がけるというのだから、ここ何ヶ月かずっと、グルメブログからニューヨークマガジンまで、様々なメディアでプリーノズの開店日の噂が色々飛んでいた。しかしどれもXデイ当たらず、元は1月に予定されていたオープンが春まで延びてしまった。

実は彼氏のJがプリーノズの内装を手掛けているチームの一人で、3月中旬までかかるということは前から知っていた。
Jの情報だと「キースは気まぐれな奴」らしく、木造部のニス塗装をある日絶賛していたかと思えば、翌日になると木造部と色を全部変えたいと言い出すので、色々引っぺがしたりデザインしなおしたりする羽目になり、遅れが生じてしまった、という話だ。気難しいボスは困るけれど、最後までこだわりと洞察力があるからこそいくつものレストランを成功させているのであろう。と私は思う。
因みにプリーノズという名前は、長年マクナリーと働いているケート・プリーノという女性の苗字を取った。まだレストランの名前が決まっていない頃、「プリーノ宛て」で様々な材料や郵便が届いていため、そのまま名前を使ってしまったとか。「へー、ケートってどんな人?」と聞くと、「内装にちゃんと段取りがあることを理解してくれない人」とJ。プリーノさんも気まぐれちゃんなのかしら。
3月5日にやっと内装作業が終了し、先週はずっとテイスティングやメディアの(公式な)撮影などが行われていた。ローワーイーストサイドとイーストヴィレッジの境界、人通りが多い Houston と Bowery に位置するお店だけあって、まだ不完全の内装を一目見ようと工事現場にずかずか入ってくる好奇心たっぷりのニューヨーカーや、ケータイ写真を撮ろうとするニューヨークマガジンなどのグルメブロガーを追い出すので去年から忙しくしていたJのチーム。(Jや仲間のAが煙草休憩にちょっと出て帰ってくると、進入されていたり。しかしこの図々しさには圧倒される。)ニューヨークマガジンに現れた一枚にはJの大学時代の友達で同じくマクナリーのために働いていたZがぼーっと工事現場の真ん中に突っ立っている姿が。
今週は朝食だけのソフトオープンで、気になるディナーは25日オープンの予定。しかし「気まぐれキース」のことだからまた遅れるかもしれないなぁ、なんて他愛ない会話をするJのチーム。まかないはテストとして作られたピザだったらしい。羨ましい。
先週、高校時代の親友が東京から彼氏を連れて遊びに来ていたのだが、プリーノズがまだ開いていないので、Schiller's に連れて行った。久しぶりに訪れたが、火曜の夜でも待たされるほど賑わっている。
プリーノズに早く行ってみたい。皆さんも訪れる機会があれば、とことんこだわるキース・マクナリーが何度もやり直した内装も見てあげてくださいね。
If you like what you see, click me.
Or me.





























